DM発送代行業界丸わかり
「DM発送代行」という言葉を知っている人はまだ多くありません。
DM発送代行の業界構造についてはさらにご存じない人がほとんどではないでしょうか?
このページでは少しでもDM発送代行業界の実情を知って頂き、お客様の目的にあったDM発送代行会社を 選んでいただく手助けになればと思い作りました。
郵便物の発送数推移
郵便物の発送数は年々減少の傾向にあります。
お客様との関係性を深めるツールとしては注目度が上がっています。

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd234130.html より抜粋
DM発送代行とは
DMを発送しようとするときに発送作業と運送会社への引渡をお客様に代わり代行する会社です。
その他、印刷やDM作成なども含めて行うことがあります。
DM発送代行会社は2つに分かれる
DM発送代行会社には発送件数により分かれます。
1 DM封入や仕分を大掛かりな機械で行う会社
1案件で封入数が大きいほど効率的。
1万件以上が得意
発送数に関係なく作業工程は同じなので、少部数の場合は苦手
通販会社・広告代理店・10万通以上の顧客が得意客
2 DM封入を手作業で行う会社
少部数の案件が得意で効率的に作業できる。
1万件以下が得意
当社では50件からDM発送代行可能です。
以前は3000件以下の依頼は少数でしたが、最近は少部数の依頼が増えています。
10000件以下のDM発送をお考えの方はこちらをお勧めします。
DM発送代行会社で請け負う作業
・封入・封閉じ
・宛名ラベルの作成、貼付け
・運送会社への引渡
・返品の処理
作業を行う部分は非常に単純です。
ダイレクトメールの封入見本を見て同じように封筒に封入して、封を閉じる作業なので
手作業で行う場合には正確に行えば誰できる作業です。
またベテランが作業を行っても、新人が作業を行っても差が出ないのも特徴です。
例えば、送られてきたダイレクトメールを見て、新人が作業したダイレクトメールか、
ベテランスタッフが作業したダイレクトメールかを判断することはできません。
ただし正確に行うためには工程チェックが重要になります。
チェックをどこまで、あるいはどのように行うかがDM発送代行会社により違いが出ます。
人以外に機械がDM作業を行う場合もあります。
大量のDM発送を短期間に請け負うことを専門にしているDM代行会社では機械を入れての作業を行っています。
DM発送代行会社の特徴
DM発送価格を安くする。
大量のDM発送作業を短期間に行う
以前のDM発送代行会社が請け負う仕事は5000件以上の仕事が主、
100通、200通の仕事を請け負うことはありませんでした。
取り扱う件数が大量でも、少しでも作業工程は変わらないので、小ロットの発送では効率が悪く、コスト高になるためです。
またDM発送代行会社は大規模なところから小規模なところまであり下請け構造ができている業界です。
DM発送代行会社が受けた仕事を下請けのDM発送代行会社に出すこともあります。
場合によっては、下請け仕事のさらに下請けをすることもあります。
DM発送代行会社を区分すると
・下請け専門会社
・お客様と直接取引する会社
・下請けと直接取引のどちらも行う会社
≫下請け構造の問題点はこちら
≫信頼できる業者の見分け方はこちら
DM発送代行会社のお客様は
通常のDM発送代行会社では大量の発送件数のある仕事を好むため
大量のDM発送依頼を受ける会社の下請けが主な仕事になります。
例えば広告代理店や印刷会社などです。
しかし今ではインターネットが普及しDM発送代行会社の存在も広まり一部の会社だけではなく、
様々な業種業態の会社が利用し始めています。
特に自社でDM作成から発送までを行っていた会社様が外注先としてDM発送会社に依頼することも
増えてきました。
DM発送代行専門会社が直接お客様より仕事を受けるのではなく、間に他のDM発送代行会社が入ることもよくあります。
また作業の一部(封入や封閉じだけ)を請け負うこともあります。
下請け構造については下記ページをご覧ください。
≫下請け構造の問題点はこちら
DM発送代行作業を請け負っている会社
・DM発送代行専門会社
・印刷会社
・広告代理店
・コンサルタント
・運送会社
・ホームページ作成会社
より詳しい内容は下記ページをご覧ください。
≫DM発送代行会社の 比較・分類
郵便物の収支推移
郵便物の利益が下がっています。
配達日を減らす方向や自動運転の配達ロボット化など変化がそこまで来ています。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000605219.pdf より抜粋
DM発送代行業界の現在
以前は100通や200通の少ない発送を請け負うことはほとんどありませんでしたが
現在は100通以下でも請け負うDM発送代行会社があります。
また以前は下請け仕事がほとんどでしたが、直接お客様と取引できる体制を持った
DM発送専門会社も増えてきました。
まとめ
DM発送会社も細分化されています。
・DM発送部数で自社に合うDM発送代行会社が違う
・専任担当者がつく会社を選ぶと安心
・DM発送代行専門以外の会社が増えている
など、お客様が自社に合ったDM発送代行会社を選ぶ知識が必要に
なりました。
DM発送代行業界の今後
DM発送代行業界は今変化が起こっています。
郵便料金や特約ゆうメールの相次ぐ値上げ。
人件費の高騰と人員確保が難しくなっている。
また、DMやニュースレターの集客方法の変化が進んでいます。
そのため使うDM発送代行業者により集客率や売上が変わっています。
現状起きていること
- カタログ通販や請求書発送などネットに置き換えられるものは発送数減少
- ネット検索(SEO)やネット広告での集客獲得単価の高騰により紙媒体の集客が見直されています
- DMやニュースレターの数が相対的に減ったため集客効果が上がっている
- 身近な信頼できる人の意見を聞いての購入率が増えているため接触頻度がより重要に
- サンプルや小冊子、箱を使っての特約ゆうメール発送等
- DM発送代行業者数の減少
- 郵送費と作業代の高騰
予想(豊田の私見)
DMやニュースレターを発送する最終目的は自社の売上UPとコスト削減になります。
それらを行ってくれるDM発送代行会社がより選ばれるようになると感じています。
具体的には
・DM送付して終わりではなく、そこからQRコードやURLを活用しオンライン接点へ誘導するのが一般化
・DMとWEBページ・SNS・電話・ナーチャリング(顧客別育成)その他媒体との融合
・顧客データを活用したパーソナライズDMが増加
・商品サンプルやノベルティの同梱
・AIを活用したDM作成やDM発送工程の改善
・企画段階からの専門的な提案(ABテスト量が多い会社)し、PDCAまで請け負う
・大手企業で行われていたことが中小企業でも普通に行われるようになってくる
・DM発送代行業者は減少していく
問題点
広告代理店を含めて優秀なマーケッターは少ないため、集客実績のある、あるいはABテストに豊富な実績のある会社で、DM×WEB×AIができる会社を見つけることが難しくなる。
DM発送業者の比較7ポイントとチェック表ダウンロード
当社に寄せられた2006年9月からのお客さんの声626件(自筆)と 当社DM発送担当者様が直接お客様との会話中に感じた疑問やお悩みを基に作成しました。
チェックリスト方法をまとめました。
・DM発送会社を比較
・稟議資料
・DM作成プロジェクトの資料
等ご自由に使用ください。
DMを安く送る方法 関連ページ
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