クロネコDM便廃止に伴うゆうメール便移行方法

2024年1月31日でクロネコDM便（ヤマト運輸配達）が終了します。
2024年2月1日より日本郵政が配達するクロネコゆうメールに変わります。

クロネコゆうメール（ヤマト運輸）の問題点

・大幅値上げ
・配達日数がゆうメール便（日本郵政）より1日から2日遅れ

以上の点でゆうメール（日本郵政）が有利と考えます。

ゆうメールには信書チェックがあります。

今まで出していたDM内容が信書チェック（※１）で不可になり発送できなくなる危険性があります。

その場合
・メール便ではなく郵便で発送（料金が倍以上になります）
・印刷と封入風閉じをやり直す（作業料金と納期がかかる）

大手メール便はゆうメール１社だけに

メール便を自社で全国配達する会社はゆうメール（日本郵政）１社だけになります。

2024年2月1日からヤマトゆうメールに変更

発表価格

	引受会社	150g迄	250g迄	500g迄	1kg迄	2kg迄	3kg迄
ゆうメール	日本郵便	180円	215円	310円	360円
佐川ゆうメール	佐川急便	115円	168円	168円	299円	330円	456円

	引受会社	重さ1kg迄・厚さ1cm迄	重さ2kg迄・厚さ2cm迄
クロネコゆうメール便	ヤマト運輸	250円	310円

※株式会社メディアボックス（DM発送代行センター）では特約ゆうメールで送りますので安く送れます。

クロネコDM便とゆうメールの違い

１. クロネコDM便に比べ重くなるほど値段が高くなる
２. 信書確認は当日から２日（混雑時はさらにかかる可能性）
３. 到着期間が通常翌日から７営業日（混雑時はさらにかかる可能性）
４. 土日は配達を行わない
５. 発送までの手続き・確認作業が増える
６. 宛名ラベルが変更になる
７. １万通以上は７営業日前までに発送申告が必要
８. 100通以上からの発送
９. 特約料金区分けが複雑

	ゆうメール便	クロネコDM便
差出	各大口特約会社	法人orDM発送代行会社
配達担当	日本郵便	ヤマト運輸
差出表の表記	必要	不要
差出表の提出期限	７日前(１万通以上）	無し
料金体系	重量別運賃	全国一律料金
料金比較	高い	安い
サイズ	３辺の合計が62cm以内	３辺の合計が60cm以内
厚み上限	３cm	２cm
重量	３kg以内	１kg以内
日達日数	３～７日（土日祝祭日除く）	３～４日（土日配達有り）
配達の遅延	有り（保証なし）	有り（保証なし）
配達精度	◎	〇
配達状況の追跡	×	〇
転送サービス	◎	×
還付先指定	〇	×
信書の送付	×	×
信書チェック	非常に厳しい	緩い
信書チェック日数	当日から３日ぐらい	基本当日

ゆうメール注意事項

ゆうメールをＤＭ発送代行会社に依頼するときに以下の注意が必要です。

信書確認	印刷前にＤＭ発送代行会社に依頼
信書に該当	問題部分の解決メディアボックスでは改善提案をします。
信書確認日数	当日から2営業部（それ以上かかることもある）
1万通以上発送	郵便局に通知が必要（7営業日以上前に）
500通以上複数パターン	申請が必要
サンプル品	・DM内容に合致したもの・サンプル品に「サンプル」の文字か　「サンプル」シール貼が必要
ホッチキス止め封入物	発送できない
配達納期	通常2営業日後から4営業日（土日は配達されない）
追跡調査	出来ない
差出人・還付先	封筒・宛名ラベルに差出人と還付先が必要還付先はどこでもOK
宛名ラベル例

信書チェックとは

郵便局にＤＭ発送物を持ち込むときに郵便局で信書に該当するかの内容検査があります。
この時に信書に該当すると言われるとゆうメールで発送することができません。
そのため、お客様が印刷する前にメディアボックスで信書に該当するかチェックします。

信書に該当したときの対応

判明時期	信書に該当したとき
印刷前	・該当箇所の修正提案を出しますので修正して印刷・修正せずに信書OKな普通郵便で送る
印刷後	・該当箇所の修正提案を出しますので修正して再印刷・修正せずに信書OKな普通郵便で送る
日本郵便で信書に該当すると言われた場合	・ゆうメール発送をあきらめる・持ち帰り修正後、再印刷、再封入してゆうメール発送・普通郵便での発送に切り替える