カラー印刷で反応率アップ

反応率を上げるテクニックとして、今回取り上げる、カラー印刷については
あまり実践されていません。というより、この件について質問を受けたことがありません。
しかし反応率が期待できますので、取り上げます。

カラー印刷というと普通はDMやカタログ、チラシなどを想像されると思います。
実はそこが今回の落とし穴です。
カラー印刷がダイレクトメールや広告に使われているという事は、
読む人に売り込みに使われていることを想像させます。
そこで今回注目したのは紙質です。

カラー印刷というと、コート紙(ツルツルの紙)が通常使われます。
そこで紙質をコピー用紙などに使われている上質紙を使います。
印刷の仕上がりは落ちます。コート紙よりも汚い仕上がりになります。そこが重要です。
コート紙はカタログやDM、チラシなど、頻繁に使いますから、
きれいに印刷できますがどうしても売り込み色が強くなります。
しかし上質紙(コピー用紙)は日常私たちも使いなじみがあります。

そこで普通はコート紙で印刷しているものを上質紙(コピー紙)に変えて印刷してみるのです。
紙の厚さはコピー紙の厚さよりは少し厚みがあるものを使います。
ただしマットコート紙という紙は使わないでください。
これを進めてくる印刷屋さんは多いと思いますが、今までにテストした結果はよくありません。

ただし、注意する点があります。
それは商品を美しく見せることにより売上げがアップするものです。
例えば「ステーキを焼いているところ」「湯気の出ているコーヒー」「肉汁が出ているハンバーグ」など
その写真を見ることにより買いたい気持ちがふつふつと沸いてくるような写真などです。

もう一つ注意する点は、上質紙に印刷すると、どうしてもインクが吸い込まれますので、
見えにくくなります。
従って、濃い色の紙は避けてください。印刷自体が沈んでしまい、見えにくくなります。
見えにくくなると当然反応率が下がります。



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