DM作成前に知っておきたいことベスト10

 1 DMは2種類作成する
   DMは2種類作ります。一種類のダイレクトメールでは比較ができません。
   2種類のDMの作り方は、一か所だけを違う内容にします。
   例えばキャッチコピー、イラスト、プレゼント、地図、発送日、申込方法、本文などです。
   テストしたデータを蓄積することにより、DMの反応率を上げていくことができます。

 2 アウトソーシングを利用する
   DM作成は大変な作業です。途中で挫折したり、妥協したりします。
   そこで、全部の工程をやるのではなく、印刷・封入発送作業を
   DM発送代行会社へ依頼、DM作成を外注に依頼することを検討しましょう。
   印刷、DM発送は自社で作業するよりも、DM発送代行会社に依頼する方が
   ほとんどの場合安くなります。

 3 書く前にまとめる
   DMはいきなり書くのではなく、お客様と接触している部門の人に集まってもらい、
   現状やクレーム、お客様のエピソード、お客様の傾向、お客様の声を集めて
   自社の特徴を洗い出します。
   またお客様のところへ行って「なぜ当社で買ったのか」
   「他の会社ではなく当社をなぜ選んだのか」を聞くと大変参考になります。

 4 文字に注意
   文字の大きさは反応率に大きく影響します。
   特に年配の方に送る場合は注意が必要です。
   またフォントの種類を、5種類以上使うと見にくくなり、反応率を落とします。
   濃い色の紙を使うと文字が沈んでしまい、読みにくくなります。
   一行の文字数を長くすると、読みにくくなります。

 5 発送時期を考える
   DMを発送する時期は考える必要があります。
   DMが完成したので送るのではなく、到着日を計算してテストします。
   会社に送るときは、日曜日か月曜日に到着するのがベターです。
   また大きな連休後の到着は、反応率が高いと言われています。
   業種や業態、出す相手により変化しますので、テストを繰り返すことが必要です。
   到着日を限定することは、メール便や普通郵便ではできません。
   そのため当社では、ヤマトのメール便を使い、金曜日発送で
   土曜日、日曜日にポストに入るように指定します。

 6 分かり易くする
   DMを採点しているとよく起こるのが
   「何が言いたいのかよくわからない」
   「どう行動してほしいのか分からない」
   「誰に出しているのか分からない」
   などのDM内容が少なくありません。
   DMを書く本人は分かっているので、内容を省略したり、
   専門用語を普通に使います。
   よくわかるようにするヒントとして
   「難しい言葉は使わない」
   「グラフや比較表を使う」
   「判断基準を明確にする」
   「業界と関係ない人に読んでもらい、内容が分かるか確認する」
   を行ってください。

 7 申し込み方法は慎重に
   申込方法は慎重に決める必要があります。
   「電話」「申込はがき」「インターネット」「FAX」などが必要です。
   どの方法をお客様が一番使うか、データを取り、
   一番申し込みが多い方法を、大きく表示することも検討してください。

 8 テストデータをとる
   DMを出してテストをしても、データを取り、分析して、次回のDMや
   営業に活かさなくては意味がありません。
   テストDMをした場合には、なぜそのような結果になったのか、
   何が良かったのか悪かったのかを見つけ出し、次回のテストで
   さらに精度を高め、反応率の良いDMにしてください。

 9 発送先はどこまで出すか
   例えば、自社の顧客でDM発送をするときは、
   全部のお客様に出すのではなく、ライフタイムバリュー上位20%だけに出してみます。
   それで採算が合わない時は、他の顧客に出しても反応が期待できません。
   全員に出すのではなく、小さく出してテストしてみます。

10 1ステップDMか2ステップDMか
   DMを出すときは、出したDMで直接注文を受ける「1ステップDM」にするか、
   直接売るのではなく、出したDMで資料請求、見積もり請求をしてもらう
   「2ステップDM」にするか、どちらか考えましょう。
   高額な商品や、BtoBの場合などは2ステップDMが基本です。



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