ライバル店が2店同時に増えた その1

質問

夫婦で整体院をやっています。
妻も整体師ですので2人で何とか回しています。
最近、近所に2件のカイロプラクティックと
マッサージ店がオープンしました。

私のところでの売り上げは前年同月比で
昨月35%ダウンになりました。
特に中年の女性の方の来院が減っています。
当店の売りは「健康は良い姿勢で」を
スローガンに月に2回のリピートを目指しています。

カイロプラクティスの店はチラシを頻繁にまいています。
またマッサージ店ではポスティングを行っています。
当店はこの地区で6年になりますが、
これといった集客はしておらず、店の前の看板と
ブラックボードに頼っています。

ただ昨年度までのリピート率は72%あります。
顧客の名簿も少しはあるのですが、来院した人
全員分あるわけではありません。
そこで今考えているのが、チラシか
ポスティングかDMを考えています。

ただ予算的に全部を行うわけにはいかないので、
どれかに絞りたいと考えています。
新規顧客も積極的にとっていきたいと考えています。
何かアドバイスをいただければ幸いです。

回答

整体院は最近特に増えています。
それも激戦になっている所が少なくありません。
また労働集約型の業種になりますので、
お客さんの来院時間の管理が問題になります。
その点リピート率が72%あることは
大きな助けになると思います。
一番効率的な方法から考えてみます。

まず第一にやらなければならないのは、
ライバル店の状況です。
「どのお客さんをターゲットにしているのか」、
「何を売りにしているのか」
「そのお店に行ったお客さんはなぜあなたの店ではなく、
その店を選んだのか」
などを調べる必要があります。

またお客さんの導線を考えましょう。
都会側・あるいは駅側に向かってお客さんは流れます。
田舎の方に向かって店を選ぶことは少なくなります。
まず調べてください。
調べ方はホームページを見ます。
次に大体の感触がつかめたら、奥さんに
お客さんのふりをしてライバル店の偵察に
行ってもらってください。

次は、離脱客を食い止めましょう。
そのためにもお客さんの名簿を必ず取る必要があります。
取り方としては「何かの特典と引き換え」
あるいは「割引券を贈りたいので」などを使います。

この場合、顧客データを収集することに目的があるので、
一つ目の特典で断られたとしても、また日を開けて
次の特典をぶつけ、住所をもらえるまで
何回でも手を変え品を変えてアタックし続けましょう。
この名簿が最後の切札になります。

ライバル店が2店同時に増えた その2」へつづく

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