ライバル店が2店同時に増えた その2
最初から読みたい方は、こちらから「ライバル店が2店同時に増えた その1」
ライバル店の特徴や、集客をしたい客層が分かれば対策も立てられます。
そして、お客さんがなぜ他店に行くのかの理由が分かれば離脱客を防ぐこともできます。
まず守りを固めておいてから、次は攻めましょう。
ここからはいろいろな方法がありますが、ここではチラシやポスティングやDMを使わずに
「ビラ配り」で攻めてみます。
通常ビラ配り道路の占有許可などの許可をもらわなければならなかったり、
また良い場所では許可が下りなかったりと、ハードルも高いのですが、ライバルも同じです。
ここで「ビラ配り」といいましたが、実はビラを持って行ってもらいましょう。
なぜダイレクトメールの専門家がDMを進めずに「ビラ配り」などを進めるか、
不思議だと思いますが、整体院のお客さんのところで効果が大きいのが
「ビラ配り」だったからです。
その他の方法も大切です。チラシやポスティングは定期的に何度も入れることが大切です。
チラシやポスティングを行う場所は慎重に決めてください。
定期的に入れないといけないので、費用対効果が重要になります。
ここで行ってほしいことは、地図上に一人一人のお客さんの住所を点で記入してください。
初めはただ単に記入するだけでOKです。出来上がった地図を見ると驚くと思います。
お客さんが多い地域があることに気付くはずです。なぜそこの地域にお客さんが多いのか
を考えてみてください。
出来ればその地域のお客さんが来院したときに「なぜ当店を選んでくれたのですか?」
と聞いてみてください。思いもよらない答えが返ってくることが少なくありません。
次にどこでチラシを配るかを考えます。答えは、お店に来てくれるお客さんの多い地域から
駅または繁華街にかけての人通りの多いところになります。
やはり駅周辺がベターです。そこでチラシをまきたいのですが、その前に作戦を立てましょう。
チラシをどういうものにするかを考えましょう。
ただ店の地図と割引券だけのチラシではもったいないでしょう。
チラシの内容は来院してくれるお客さんが、あなたの店を選んだ理由を書きます。
ここで自分の店がいかに優れているかについては書きません。
お店がいかに優れていてもお客さんが行きたくなるような整体院でなければなりません。
あるいはお客さんにとって「良さそう」に感じる整体院である必要があります。
チラシには次の5つを必ず入れてください
1 「○○でお困りの方へ」と一番上に書きます
2 文字数は少なく大きな字で書きます。
3 院長の怪しくない、白衣を着た写真を大きく入れます。
4 こんなお客さんが多い整体院ですと書きます。
5 紙面の三分の1を使い、わかりやすい地図を入れます。
そして紙の大きさはA5かB6サイズにします。
最低この形態でチラシを作ってみてください。
後は2種類のチラシを作り、順次テストして反応率を上げていくことを繰り返しましょう。
2種類のチラシで変えるところは1ヶ所だけにしてください。
複数変えると、どこを変えた事で反応率が変わったのか分からなくなりますので注意してください。
「ライバル店が2店同時に増えた その3」へつづく
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